我々は打ちっぱなしのコンクリートを愛しく感じる世代である

「ジャンゴ」も「ヱヴァ」も観てきたいわしがやっと帰ってきましたよ


四文字で簡素にまとめろといわれればふたつともアレです、
期 待 外 れ


いいだすと10の理由だけじゃ収まりそうにないです
今回のジャンゴがウエスタンじゃないワケとか
今回のエヴァでテンションがあがったのは結局予告編の曲が流れたときだけだったワケとかは


なんとか納得しようとして出る言葉は
どれも「だって○○だからしかたないよ」だ
「この時間にまとめるんならしかたないよ」とか
石橋貴明からしかたないよ」とか…
だけどそんなことを考えないと納得できないってことは
やっぱり作品としてダメだったんだよ


全部ダメだったわけではないんですよ?
与一の演技とか、ヘンリーのキャラはウエスタンとしても最高です
あと、確かにラミエルはかっこよくなってた


でも!でもだよ!!
なんだよ、早撃ちが早くないのって!死に際のしつこいウエスタンって!
なんだよ、ミサトさんとシンジのあの大事なシーンを削ってまでエヴァをただのロボットアニメにしなきゃならない理由って!


いいじゃん、俺だってたまには批判することもあるさ


それから大変意外に感じたのが
中学時代の青春をエヴァで共に過ごした友人たちの間では
ブーイングの嵐だった今回の劇場版が、
我々の一つ年上の世代の先輩方にはとても好評だという事実だ
こんなところでジェネレーションギャップとカルチャーショックを受けるとは…


でもみんな好きなんだよね
いいよ、それで、なんだかんだいったって
結局また次のヱヴァ観たりするんだ、そうできてるんだ、我々の体は…